クラトニア表にあまり出ない設定

クラトニア評議会物語part5

『手紙 内容』 「久しぶり、元気にしてる? 君と連絡がとれなくなって何年たつだろう。2年かな?最近時間の感覚がわからなくなっている。 実はもっと前から君に連絡がとりたいと思っていたんだ、 だけど君が前住んでいたルブーフコート都内のマンションに君…

クラトニア評議会物語part4

『手紙』 30年、国家間の付き合いは復活しないものの、2年前よりはじょじょに多方面で回復していた。 私はかろうじて弁護士を続けていたが、ここ2年は仕事は多くなかった。最初に住んでいた家賃の高いマンションから、 安いアパートへと引っ越していた。路地…

クラトニア評議会物語part3

『核戦争』 28年に起こった、ナーシサスやディルタニア連邦の核戦争は思いもよらない戦禍を世界中に撒き散らした。街には失業者が多くなり、 核の出す死の灰で一日中外に出てはいけない日は少なくなかった。 そのため経済は停滞し、戦争による国家間の移動規…

クラトニア評議会物語part2

『友人との出会い』 私とボンジョーノが出会ったのはルブーフコート王国大学である。同じ法学部の同輩であり、お互いに夢を語り合う仲であった。 大学卒業後、私は弁護士となり彼も弁護士や裁判官などの仕事をした。そのころも私達は交友がありクラトニアに…

クラトニア評議会物語part1

『立法評議会へ』 この建物はいつも不思議に思う。 外観はとても大きく見えたが、中はコンパクトである。 評議場は、設計者の趣味だろう、近世芸術の傑作であったクラトニア彫刻がふんだんに使われている。 また、演壇に登壇した者の発言がよく響くよう天井…

【政府見解じゃない】国際政治本「AVANT」より part4【言論の自由】

私は自由を掲げる国は二つの世界を形成しており、その二つはお互いに協力したり、牽制もしあっている。この二つの間には「利権」と「主導権」という大きな爆弾を抱えており、膨らみすぎた爆弾はいつか大爆発するだろうと考えています。 では私の考える二つの…

【政府見解じゃない】国際政治本「AVANT」より part3【言論の自由】

「クラトニア社会主義化」 いわゆるロスト・アルテミスという大災害が発生しクラトニアの立憲王政は崩壊した。 トラニア労働者党があそこまでの人海作戦で復興活動を行えたのも、ヤード共産党からの多額の援助があったからというのはあまりにも有名である。…

【政府見解じゃないよ?】国際政治本「AVANT」より【言論の自由】

バーラジアの大使が、ノイバウトの「暴力は必然」の発言を非難していた。 ノイバウトは健全な理論で同大使を論破したが、この世界に暴力を内包せず発展した組織があるのだろうか。 国家という組織は暴力装置、すなわち軍隊という存在なくして成り立たないで…

【マフィア・ギャング】暗躍者たちの冬part2【官僚たちの夏のパクリ】

前回のあらすじ: 若手ソルジャーベヌートと先輩ペッロはあるリトルトラニア内に開店したドレスを扱う店を荒らしにいく、しかし彼等は女ギャング団に襲撃を受けるもからくもアジトに逃げ帰るのであった。 - 僕達はこのことを報告するため、リトルトラニアを…

【政府見解じゃない】国際政治本「AVANT」より【言論の自由】

今のディルタニアの状況は異常である。核戦争から5年がたち国際社会は復興達成の名の下に外交を再開してきた。この混乱に乗じ、民主主義・自由を標榜しながらヤードから独立した国々。しかしその国々が支配者に操作されるまま、ヤードへの侵略戦争に動員され…

【マフィア・ギャング】暗躍者たちの冬part1【官僚たちの夏のパクリ】

ここはウィルバー合衆国ニューオルタルスシティの一角に位置するトラニア人が多く住む地域、人々はここを「リトルトラニア(Little Torania)」と呼ぶ。ほとんどがレンガつくりのアパート・ボロ臭いホテルやカジノであり、新聞紙やゴミがそこらじゅうにあふれ…

クラトニアくん(擬人化)

名前:クラトニア 年齢:15(共和国成立は浅いので) 性格:ネガティブ思考、ビビりでケンカが苦手 色んなところに顔を出すよ。 お友だちを作るのが得意なのさ その他:レーリルさんの家に最近は遊びに行くのが多いんだよ

クラトニア 政治を左右させる圧力団体(影響力の強いもののみ)

・ルーランドルフグループ ・ピルログループ ・クラトニア石油(国営) ・私営鉄道経済連合会 ・EEU(電子機器業経済連合) ・全クラトニア建設業者協会 ・農業同盟 ・クラトニアライフル連盟 ・クラトニア労働者戦線 ・クラトニア医師協会 ・クラトニア医療…

諸文化設定の変更

トラニアプレミアリーグ→クラトニアプレミアリーグ

クラトニアに住む人々 3

パウロは読んでいた新聞を、いかにも高級そうなファーレ製の黒いテーブルに置き、POLTOCOと書かれた手のひらサイズの箱から一本のタバコを取り出し、口にくわえた。 「ビル、そろそろ時間だ」 「ああ」 パウロは私にそうを言うと、茶色のコートを着て出かけ…

クラトニアに住む人々 2

「公爵家支配の大企業がバックに付いているからな、、、」 パウロは新聞で一昨日のスプレーモリーグ決勝の結果を見ながらつぶやいていた。 決勝の第二戦がモリヴァニアの首都ルクレシュティのスタディオヌ・ナシオナルで行われた ラピド・ルクレシュティ対セ…

【国営軍需企業】クラトニア精密社 海外拠点表

・東洲皇国 精密機器生産工場(12,5) ・ガーベンディリア共和国 軍用飛行機生産工場(0,13) ・エルテメルカーン首長国 軍用自動車生産工場(0,4)

ビルター・ノート

クラトニア本土から、車で数時間、、山の奥地へと連れられた。 ここで殿下と会えるということだがなんてところに住んでいるんだ。 空港もないこの国との国交を結ぶことが重要だと大統領は仰ったが、こんな謎だらけの国になんの価値があるというのだ。私がそ…