クラトニア評議会物語part5

『手紙 内容』
「久しぶり、元気にしてる? 君と連絡がとれなくなって何年たつだろう。2年かな?最近時間の感覚がわからなくなっている。
実はもっと前から君に連絡がとりたいと思っていたんだ、
だけど君が前住んでいたルブーフコート都内のマンションに君の名前がなくなっていたから今君が住んでる場所を見つけるのに時間がかかってしまった。
こうやって君に手紙を書けることをうれしく思うよ大学の頃や数年前によく国の理想について語ってたのは覚えているかな?
その思想は今も変わってないかな。
どうだろう、今の国の状況を見るとそんな思想も忘れてしまうか。
俺達が考えた、民族としての誇りや、世界の上の方で競争するという考えを。
だけど俺達のこんな考えよりも遥か上の考えを持つ人が居るんだ。
私が秘書をしている政治家さ、今は保守党の。
その人と会ってほしいんだ君に。9月3日午後5時にルブーフコートのカフェチャレブリ
(チェレブリクラブの人たちが集まった、あのチェレブリさ)に来てほしい。じゃあまたね。―ボンジョーノ・フェラーナ」

9月3日、明日であった。