【政府見解じゃない】国際政治本「AVANT」より part3【言論の自由】

「クラトニア社会主義化」
いわゆるロスト・アルテミスという大災害が発生しクラトニアの立憲王政は崩壊した。
ラニア労働者党があそこまでの人海作戦で復興活動を行えたのも、ヤード共産党からの多額の援助があったからというのはあまりにも有名である。トラニア労働者党も援助に答えるべく、共産陣営と国交を結び、重要視した。しかし、私はヤード共産党の政治指導は完全に足りなかったと考えている。
結局クラトニアは市民革命にとどまって、今の自由主義の基礎となっただけなのだから。
だから私は当時積極的な指導で一党体制の厳格なる社会主義国家をトラニア革命で敷くべきであったと思うのだ。今からでもおそくはないはずだ。
だけれど、そのときはどのような手段を使うか、私には予想できない。
 
元トラニ共産党運動部長 ジョバス・レーナー