王国元老院part3


晴れて、クラトニア王政憲法は完成した。

議長「国王陛下から、親書が届いている」
 
「おー」
 

議堂にどよめきが走った。
 
王璽尚書のルイス・ジャッペラーニ卿が登壇した。
「ゴホン、国王陛下の親書を読み上げる。『我クラトニア国王、クリスティアーノ・ロゼネーロは、クラトニア王政憲法を承認する。我輩は、クラトニア王政憲法の理念と条文ひとつひとつを守ることを主に誓う。』という以上である。」
 
国王陛下の承認を得て、クラトニア王政憲法は発布される運びとなった。
後日クリスティアーノ・ロゼネーロ国王が王国元老院を訪れる予定である。