【秘密会合】トラニア労働者党幹部会義【新展開】
パルバトーレ・ブルネレスキ「諸君、インターに加盟を申請してきた。我々は新たなトラニア労働者党として生まれ変わる」
「おー」
「そうなの」
「お嬢!?」
説明しよう。彼女はドゥーク・パーチノッティの一人娘であるフランチェスカ・パーチノッティである。6歳のころから父の背中を見て育ち、トラニア労働者党党員となっていた。
フランチェスカ・パーチノッティ「貴方達は、父の精神を踏みにじる気?」
「お嬢、そんな気は全くありません、しかし今の世界は核戦争前とはまるっきり状況が違うのです、今こそ社会主義政党として。労働者の代表となるべきなのです」
「そうわかったわ。じゃあ私は抜けるわ。貴方達急進派についていけない。ねぇ、ビルター」
ビルター・ポルコラート「はい、お嬢、私達はパーチノッティニズムを引き継ぐもの、もう労働者党とは思想が違うようです」
こうして、フランチェスカ・パーチノッティ率いる労働者党の中道左派たちは脱退。新たな政党を結成する。
またトラニア労働者党はこれで社会主義・共産主義の前衛政党となった。
VC32 3月●日