クラトニアプレミアリーグ設定

「クラトニアプレミアの表と裏」
世界最高峰のフットボールリーグのひとつ、クラトニアプレミアリーグ。レイリルプレミア、リーガ・リルタニア、モリヴァニアリーガに並ぶ4大リーグのひとつだ。平均観客動員数ではレイリル、モリヴァニアに負けるが、放映権料では世界一だろうし、世界のトップクラスの選手の集中度合いもレイリルと同等だ。その裏には何があるのか。それは、クラブチームの完全株式開放にある。クラトニア国内での市場規模は決して大きくない。国内の世界的な有名企業も数えるほどしかない、トラニアプレミアは国内の企業によるバックアップだけではここまで大きなリーグにならなかっただろう。
株式開放は転機だった。V.C16年に2年間中止されていたリーグを再開するとしたとき、莫大な資金でレイリルプレミアに匹敵するリーグを構築しようとトラニア労働者党は考えた。そこで出たのがクラブチームの市場開放だった。元々クラトニア(全トラニストア)ではサッカーの人気というものは大きかった。小さいクラブでも最低1万人は観客が入り、グランバレルでは常時7万人以上の観客動員数がある。世界の有名企業及び資産家はこぞってクラブチームに投資しそして買収した。多額の援助金を得たクラブは、世界各国にスカウトを送り、プロ選手を集めた、そのためレベルが高く、人気のあるリーグへと変貌したのである。Omana社がオーナーのグランバレルの監督は「彼等は、服を買い換えるように、クラブを買い換えている」と揶揄した。